カツラが馴染むとき

今日も寒かったですね
関東地方は冷たい空っ風で乾燥した寒さですが、日本海側は大雪とのこと
皆様くれぐれもお身体お気をつけくださいね。
今年は寒さの冬が長引き春の訪れが遅いそう。
寒さ対策をしっかりして体調管理に気をつけましょう。
今日、カット調整にいらしたお客様とお話していました。
どんなカツラをかぶろうとも、カツラに慣れ親しむことでその人に馴染んでくるんだなあということ。
最初はぎこちなくて自分じゃないような感じ。
慣れないカツラはとうしても不安に感じてしまいます。
でも自分が思うほど他人は何とも思っていないということ。
だから自信を持って堂々とかぶりこなしてほしいと心より思います。
自分で洗って、そのカツラの癖や特徴を見極めて、自分流にかぶりこなすこと。
多少ボサボサでも、多少はねていてもそれが自然なのです。
例えばお友達とカツラを交換してかぶりっこしても、なんか違う
といったように、カツラは使う人に一番合うように変わっていくのです。
高いカツラ、安いカツラ、そんなことは案外どうでもよいことで、いかに自分が納得してかぶりこなせるか、自信をもてるかによると思います。
カツラ生活を送る人はそうでない人と比べてしまうと確かにいらない苦労もたくさんしてしまうかもしれません。
でもカツラであることなど、取るに足りないことだと、自分の身体の一部として
自然に受け入れられたらどんなに楽になるだろうかと思います。
なんだか前置きが長くなってしまいましたが、12月のちゃんこ食事会第2弾をやろう!という話がありました。
一応、暖かくなり始める?3月10日(土)あたりが良いかななんて思っています。
まだ場所は未定ですが、前回来られなかった方も是非是非ご参加ください
同じ悩みを抱えている人と会って話をすることで気持ちが楽になったりします。
また、それぞれのウィッグの使い方や考えかたが参考になったり、新しいお友達ができたり、美味しいお食事とお酒が好きな方には日ごろのストレス発散になるかもしれません。
また詳細が決まりましたら書かせていただきます!

メーテル帽に人毛つけ毛

ウィッグを全て会社に置いてきてしまったので、今日はつけ毛で出社しました
しばらく使ってなくて丸めてポーチの中にしまっていたため、こんなに癖がつきまくりですが、ブラシでとかしただけでなんとか使えそう。
このつけ毛は人毛100%なので、グシャグシャのまま置いてしまうと変な癖がついてしまいます。
しまうときはくるくるとひと巻きしてケースにいれておくと良いと思います。
癖がつくと敬遠されがちですが何といっても人毛は自然ですね。
それと私は肌が弱いので化繊だとチクチクしてしまうのですが、これは肌当たりがソフトなので良いです。
このお帽子、カワイイと思って買ったのですが、思ったより高さが出てしまい、メーテル帽みたい・・・
冬はニット帽など種類が豊富なので帽子のつけ毛は重宝します。
ウィッグを1つしかもっていない方も、ウィッグを休ませるためにもあると便利ですよ

ミントが小さく写っています。さてどこでしょう。。。

毛量調節

カツラをより自然にみせるのに重要なポイントのひとつが毛量です。
つける人によって多めでも大丈夫な人と、少なくても大丈夫な人がいらっしゃいます。
よくお客様がおっしゃることは抜ける前の自分と同じようにしたい、突然毛量が多くなると不自然ということです。
カツラ初心者さんは特にこの傾向が多く、逆にずっとカツラをかぶっている人にはどうせ抜けてくるのだから多いほうが良い、ネットが透けないか心配という理由でむしろ多いほうが良いといいます。
このように毛量の好みは人によって全く違うといってよいでしょう。
一方、使っていくうちにかなり毛が抜けたのに何故こんなにボリュームがあるの?
という場合があります。これは髪が傷んできたことによるものです。
手植えの場合、根元が立ち上がってしまうこともボリュームアップの原因のひとつです。
ストパー、パーマ、カラーリングによる髪の傷みも大きいです。
そんな困ったちゃんカツラを何とかしてまだ使いたい!というときのスタイルチェンジをご紹介します。

もともと毛量が多かったというこのカツラ。
傷んでいるうえにストパーをかけてパーマもかけたこともあったようで、結構なボリュームになっていました。
カットで毛量を調節をすることにしました。
左側が毛量調節済み、右側が未だです。これだけでも結構違いますよね。

傷んで毛が絡みやすくなっているのでバッサリ切ることになりました。
かなりのイメチェンです。

キュートなボブスタイル、とても良くお似合いでした
そして襟元がすっきりしてとても軽くなったそう。
このスタイルをどのくらい維持できるかご感想をいただきましたところ、
家に帰ってマフラーをとった後心配していた襟足の浮きも今のところあまりみられなかったとのこと、良かった?

絡まないウィッグってあるんですか?

この季節、空気の乾燥と摩擦による静電気、ウールや化繊のお洋服、マフラーなどによる摩擦でウィッグの髪は傷み、絡みやすくなります。
これは普通の人の髪でも同じような現象があるのです。
なにもウィッグに限ったことではありません。
今朝、美容師の戸田が「見て見て!こんなに絡むんだよ?」と私に髪を見せてくれました。

なるほど、自毛でもこんな風に絡むんだと実感
戸田は髪が長くて癖毛でカラーをしているので余計絡みやすいのかもしれません。
自毛だって長く伸ばせば毛先が痛んで枝毛になり、絡みやすくなります。
ウィッグは尚更、一度切られている髪で毛根からの栄養を受け取れなくなっていますし、一人の髪で一体のウィッグを作れるわけではないので、一度色を抜いて染め直し、髪を処理する段階でかなりのダメージを受けています。
更に、癖毛が多い人毛は絡みやすくなります。
絶対に絡まないウィッグなんてあるのでしょうか??
このようなことを理解したうえで少しでも毛絡みを軽減するための条件とは?
髪の中に水分が残っていること、もしキューティクルがあるならそれが綺麗に整っていること、できれば癖の少ない毛質を選ぶこと、毛の太さが一定で均一であること、そして常に髪の表面をコートすること、かぶったまま寝たり、激しい運動は避けること、もし許されるなら1つのウィッグだけを使い倒してしまわず、別のウィッグと交互に使い休ませること、運動して汗をかくときはそれようのウィッグを使い、絡みそうなときは髪を結ぶなど、日々の取扱いに注意する必要があります。
以上は人毛ウィッグについてですが、ファイバー、ミックスも人毛以上に静電気や摩擦にとても弱いです。
髪は絡むもの。そう思って日々大切に扱いましょうね

寒がりのミント

昨日ほどではなかったけれど今日も寒かった?
うちのミントは自らの毛皮をまとっているのにとても寒がり。
ホカホカの電気カーペットの上で幸せそうにうとうとしています
写真を撮ろうとしたらびっくりして目を開けてしまいました
トイプードルってクルクルホワホワの毛ですが、毛が密集していないので意外と寒がりなのかなあ
でも友人で同じトイプードルの男の子とその子の娘と親子で飼っているのですが、近所に住んでるお母さんのトイプードルはなんと外飼いなんだそう
トイプードルをお外で飼うなんて初めて聞きました
でもそのお母さんはとてもたくましくて元気なんですって。
だから娘もお父さんを負かしてしまうほど丈夫で元気なんだそう。
なんだか可哀想な気がするけど、環境に慣れるものなのでしょうか。。
トイプードルは毛があまり抜けないかわりにどんどん伸びるので定期的にトリミングが必要です。
毛が抜けないから選んだんでしょなんてね