既製医療用かつら絹スキンとBHRNDバージンヘアー

取り扱うウィッグの種類がどんどん増えて皆さん迷われると思います。
今回、以前からの定番である人毛100%総手植えの絹スキンタイプと、去年から販売をはじめたBHRNDヴァージンヘアーの違いをご説明させていただきます
今日はたまたま似たようなヘアスタイルを希望されて、それぞれ違う商品をお選びいただいたお客さまがいらっしゃいましたのでご紹介します。
まずは定番の人毛100%総手植えの絹スキンタイプをご購入されたお客様。
このお客様は縮毛がお悩みでウィッグが必要になられました。

総手植えは職人の手間がかかっているので高級とされていますが、1本の髪をネットに結ぶとき、どうしても折り返し部分ができてしまいます。
これが短いと根元にボリュームが出やすく、トップに重さが出て下が軽くなるという現象が起きます。逆に長いと毛量が増えることと、毛の向きが逆になることでせっかくのレミーヘアーの良さが半減してしまいます。(折り返し部分のみキューティクルを剥がしますが)
ですので機械製レミーヘアーと比べると比較的絡みやすいことと、シルエットが気になります。
ですが、このようにしっかりとアイロンなどでブローをすれば問題ありません。
それと使っているうちにブローの癖が自然についてきたり少しずつ毛が抜けてきたりしてボリュームダウンするのと共に馴染んできます。
そしてこちらがBHRNDヴァージンヘアーウィッグをカットしました。

午前中と午後の光の加減で色の出方が違ってしまって比較しづらいかもしれません
こちらは総手植えではなく部分的に機械植え製品ですが、先程とは逆で折り返しがない分シルエットが綺麗。そして何より髪の処理技術の優れた工場で癖の少ない厳選された良質のレミーヘアーを使っていること。
上はブローをしているので違いがそれ程でませんが、洗った後のお手入れはこちらの方が楽かもしれません。
どちらを選ぶかは使う方が何に重点を置くかで変わってきます。
画像だけでは分からないことが多いと思いますが、まずは実際に見て触って、試着され、できれば使っている人のウィッグを見れたら尚良いと思います。
H様、N様、お写真のご協力本当にありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます
どちらもとてもよくお似合いで素敵でした。
そしてどちらも自信を持ってお薦めできる商品です。
気に入って使ってくださると嬉しいです