ヘアドネーションの髪で作られるウィッグ

最近『ヘアドネーション』という言葉が普及し、ご提供いただいた髪でウィッグを作ることも多くなってきました。

そもそもヨーロッパでは自国で入手した毛髪を生産国に送ってウィッグを作ることが一般的です。

日本では毛髪を売買する文化が無いので、ほぼ原料から(毛髪)から輸入に頼っています。

そうした中、『ヘアドネーション』によって、日本でも毛髪を送って作ることが徐々に増えてきました。

『ヘアドネーション』ではウィッグが必要になったお子様に使って欲しいということで寄付を募っているわけですが、今回は身近にいる大切な人へ自分の髪を提供するといった贈り先が分かっていてお作りするウィッグのご紹介をさせていただきます。

これらのウィッグは娘さんからお母さまへと贈られた髪で作ったウィッグです。

ヘアピース
フルウィッグ
余った毛髪。この髪で作られたことは並べてみると一目瞭然です。

少し前にある方から『メモリアルウィッグって本当にその人の髪で作ってるの?なんでその人の髪だって断言できるの?一人分の髪ではウィッグ1体作れないでしょ?』という質問をいただきました。

ご提供いただく方の髪の量や短い髪の混入が多い少ないでもかなり変わってきますが、長くてしっかりとした毛量があればヘアピースであれば一人分で十分足りることがあります。

下の写真は双子のお嬢さまから提供された髪で、フルウィッグ1体作ってもまだ余ったので、残った髪は戻ってきました。

提供の髪が少なくて、大部分の髪を工場の髪で賄った場合はその人の髪の特徴があまりでませんが、十分な量の髪であれば見た目にもその人の髪を使っていることが分かると思います。

美容室で切った髪を工場に送って、長さを選別し然るべき処理をすることはとても大変な作業です。

沢山の工程を経て一つのウィッグに仕上がるのです。

そして、綺麗な髪で作られたウィッグはやはり綺麗で長持ちします。

綺麗な髪を提供していただいた方、そしてその髪を1本1本丁寧に、大事に製品に仕上げる工場の方々。想いのいっぱい詰まった唯一無二のウィッグになります。

大量生産、大量消費、安さばかりを求める時代に、このような取り組みはかけがえのない大切なものではないでしょうか。

がん対策アクション&ピンクリボンinすみだ2021

先週末辺りから気温が下がり幾分過ごしやすくなりましたが、停滞前線なのか秋雨前線なのか雨続きのすっきりしない日が続いています。緊急事態宣言も延長され、ニュースと言えばコロナ関連ばかりで先行きが不安だという方の声が多くなっています。    そのような中ですが、少しでも有意義な情報や知識を皆様にお伝えできればと思います。今回は墨田区でのイベントについてお知らせいたします。

毎年墨田区で開催されています『がん対策アクション&ピンクリボンinすみだ2021』が今年も行われます。
コロナ禍という事もあり、例年より制限がありますがオンライン相談・講演会、展示などが催されます。

墨田区では、ピンクリボン月間(10月)に合わせて、がんをよく知ることで、安心して暮らすことができるよう、がん普及啓発イベント「がん対策アクション&ピンクリボンinすみだ2021」を開催しています。
そして、ピンクリボン運動とは「乳がんで悲しむ人を一人でも減らしたい」との想いから1980年代にアメリカで始まった運動です。
2000年頃から 日本でも乳がん検診の早期受診を呼びかけるために活動が広がり始め、毎年10月を「ピンクリボン月間」として、
沢山の団体が「乳がんの早期発見・早期治療」の啓発活動を行っています。

今年は、墨田区にサロンあるBerry&Roseも少しでもお役に立てればという気持ちから参加させていただくことになりました。
Berry&Roseでは、展示のほかにオンライン相談会(事前申込)も受付ます。
オンライン講演会として『治療にあたり、脱毛のさいに必要になるウィッグの選び方』の配信もございます。
展示ブースでは、実際の商品を見ることができ、ご試着も状況にもよりますが可能な範囲で対応いたしますのでお気軽にお声をおかけください。

【開催期間】                                  日程:令和3年9月27日(月曜日)から10月1日(金曜日)まで ※初日は13時より
時間:午前9時から午後4時まで ※初日は午後1時から開始
場所:墨田区役所2階 リバーサイドイベントホール
☆お近くに来た際には是非お立ち寄りいただけると幸いです☆

がん対策アクション&ピンクリボンinすみだ2021

がん対策アクション&ピンクリボンinすみだ2021の詳細はこちらから

和紙糸を使った和紙ニットキャップ販売開始

9月に入り、急に涼しくなりました。

今年の夏も暑かったですね(>_<) 毎年暑くなっているような気がします。

コロナ禍でテレワークが進み、外出自粛で家にいることが多くなってきましたよね。

家にいるときは帽子が楽です。

いくつかお持ちかと思いますが、ちょっと変わった『和紙』の帽子の販売が始まりました。

初め和紙と聞いて、和紙が布になるの?洗えるの??と疑問に思ったのですが、全く問題ありません。

原料は、マニラ麻50%、針葉樹50%の混抄糸で、特殊加工が施されています。

肌に触れた際に涼しさを感じるソフトなシャリ感と伸縮性があり、洗濯して繰り返し使うことができます。

頭って意外と汗をかくんですよね。この帽子は汗をかいてもサラっとしていて、消臭・抗菌作用もあります。

無縫製で作られているので肌に優しく、軽いので快適に過ごせます。

天然の原料で作られているので、 環境負荷を低減・配慮した サスティナブルな商品です。

価格は1枚3,300円。サイズは伸縮性のあるニットですのでフリーサイズ。

モカ・ブラック・グレージュの3色からお選びいただけます。 立体感のでる模様編みでおしゃれなデザインです。

和紙ニットキャップ 3,300円 モカ 

是非、お試しください!

※今月はPayPayの30%キャッシュバックキャンペーンがあるので、店頭でお求めになりますとお得です!