医療用ウィッグの助成金

本日で5月も終わり、気が付けばもう梅雨の時期となります。
紫陽花もちらほら咲き始めて季節を感じますね。

以前のブログでもお伝えしましたが、東京都でも医療用ウィッグの助成金が少しずつ増えつつあります。
大半は、抗癌剤などの治療でウィッグが必要となった方が対象となっています。
治療にはやはり費用がかかります。必要な経費として是非申請をして頂ければと思います。
医療用ウィッグが必要な人はがん治療の方たちだけではないのですが、今は限定されている事がほとんどです。
本来ならば住んでいる場所や特定の病気に限定せず、必要としている人にこの制度が使用できると良いのですが・・・

現在、都内では下記の区町村が医療用ウィッグの助成金が申請できます。       
下記は都内の助成金適用の区町村及び上限金額となります。
ご自身の居住地が該当されている方は、最寄りの区役所などへお問合せ下さい。      

港区   30,000円
中央区  30,000円
葛飾区  30,000円
文京区  30,000円
台東区  30,000円
豊島区  10,000円
千代田区 30,000円
福生市  10,000円
狛江市  10,000円
八丈町  10,000円

尚、申請の仕方や申請に必要な書類は各自治体によって違います。
但書きや領収書の収入印紙の有無など、細かく指定のある区町村もありますので、
事前に区役所などにお問合せ下さい。
申請をされる方は、予めお伝えいただけますと領収書を指定通りにご用意いたします。
また、上記市町村以外でも申請が可能場合がございます。都内だけでなく全国で助成金制度が広がっていますので、ウィッグをご購入の際は、ご自身のお住まいの各都道府県が該当するかどうか等ご相談されることをお勧めします。

創業16年目に入りました

5月17日で満15年が過ぎ、16年目に入りました。

去年に引き続き新型コロナウイルスの影響によって、お客様には大変ご迷惑をお掛け致しました。

まだその影響は尾を引いており、一部の商品が入りずらかったり製造がストップしたままの商品もございます。そろそろ元の状態に戻ってもらいたいのですが、まだまだ予断を許しません。

ウィッグユーザーの皆さんはウィッグをいくつかお持ちになって、時と場合によって使い分けている方もいらっしゃると思います。

ウィッグはこれが一番と思うものが人によって違います。

ヘアスタイル重視だったり、フィット感重視だったり、かぶり心地重視だったり。

自然なウィッグがいいと思うのは誰でもそうでしょうが、かといって直ぐに使えなくなるものも経済的ではありません。

今では色々なウィッグが販売されていますが、大雑把にいうと昔からそれほど変わってはいません。変わっていくとすれば、世界中で人件費が上がっていく中、今まで手植えでしかできなかったものがどんどん機械化されていくであろうということです。

機械化できないものが人毛です。

化繊でも見た目は人毛とそう変わらないものが出てきてはいるものの、人毛の柔らかさ、手触りは今のところ人毛に勝るものは難しいようです。

私は旅行など泊りがけで出かけるときは6~7年くらい前に作ったのBHRNDシリーズをかぶっていくのですが、これがそのまま寝ても、髪をアップにして温泉に入る時も、長時間車や電車のシートにもたれても、髪が広がりづらく楽なのです。

10年以上前から販売しているこのウィッグが、今でも現役でいけるんだと実感しています。

とは言え、人毛の品質は年々下がり、昔のウィッグ程髪が良いということは残念ながら事実といえます。

『だいぶ前に買ったベリーのウィッグがまだ使えていますよ』というお声をいただくととても嬉しくなってしまいます。

貴重な髪だからこそ、長く大事に使いたいものですね。

ベリー&ローズのウィッグはこの昔からあるBHRNDと総手植え折り返し無しのBタイプは今までの工場で製作しております。

コロナの影響で入りづらくなっておりますが、気長に待っていただければご提供可能です。

この一年もベリー&ローズをどうぞ宜しくお願い致します。