出荷時と洗ったあとの違い

洗うとどうしてこんなに違うの?
とがっかりされたということがよくあります。特に人毛製品。
それは、工場からの出荷時には髪を綺麗にコーティングされているので、洗ったあとの状態は違ってきます。
でもお手入れの仕方次第で艶やしっとり感を保つことができるのです。
当店ではお手入れ方法として自然乾燥を薦めています。
シャンプーしたあとしっかりとトリートメントをして良く水分をタオルで拭き取った後、ウィッグ台に乗せて丁寧にコーミング(櫛でとかす)します。
このときのとかし方でも乾いたあとに違いが出ます。
洗った後、すぐにドライヤーで乾かしますと、髪にボリュームが出すぎたり、水分が飛んでパサパサになりやすくなりますので注意が必要です。
これが昨日のブログに書いたレースウィッグを上記のように洗い、自然乾燥しましたウィッグです

人毛の種類やそのときに入手した人毛によって一体一体癖の出方が違うのですが、これはレミーヘアーで毛先の方にゆるいウェーブが出ています。
好き好きにもよりますが、無理にストレートにせず、このちょっとウェービーなエアリー感を楽しむのも良いと思います。
そしてこれはノーカットですのでカットで毛先を切るとまた違う雰囲気になります

つけ毛(化繊)のお手入れ

ホットヨガで使用しているつけ毛付帽子。
汗をかいて数回使えばつけ毛がヘナっとしてきます。
帽子は洗濯機で洗えても、つけ毛は手洗いとなります。
その洗い方をご紹介します。
?使い終わった後、帽子から外します。こんな風にヘナっとしています。

?お水の中にシャンプー剤を入れてシャンプー液を作り(このシャンプーはベリーローズシャンプーです)、軽くとかしながら洗い、何回かすすぎます。

?タオルの上に乗せ、軽く水分を拭き取ります。
そして綺麗に櫛でとかします。

?洗濯バサミでこのように自然乾燥で乾かします。

?自然乾燥で今の時期なら1時間くらいで乾きます。
形状記憶なのでブローしなくてもこのように元に戻ります。

?帽子につけて完成です。

意外と簡単でしょ?しばらくはこのお手入れで大丈夫ですが、摩擦などで縮れたり、癖がついて戻らなくなりましたら、ヘアアイロンで伸ばしてくださいね(100度くらいの熱)