ロングスタイル2種

今日はロングスタイルを2つご紹介します。
一つ目は最近人気のヴァージンヘアーのロング。
手植えだとどうしても折り返しの部分がありますので30cm以上の長さにするには限界があり、またあったとしても価格が高くなってしまいます。
このウィッグはベースは機械植えですので長くすることが可能。
折り返すことによってできる根元のボリューム感が無いうえ、表面にの毛長さが揃うことで綺麗に見えます。
また、折り返すと通常キューティクルが反対向きになってしまう所謂逆毛状態でその部分が絡む原因のひとつになりますがそれが無いのでモシャっと絡んで梳けないというようなことは少ないです。(まったく絡まないというわけではないですが)

Hさま、お写真のご協力ありがとうございます!
気に入ってくださって2つ目のウィッグです。
使いやすくてこればかりかぶってしまうということで
1つだけをフルに使うと傷みが早くなることを心配されてご購入いただきました。
顎のラインからシャギーが入った動きのあるスタイルです。
このくらいシャギーが入ると巻いたとき綺麗に仕上がります。
エレガントなHさまにとてもよくお似合いです。
もう一つは昔からの定番の既製医療用かつら人工皮膚タイプです。
レミーヘアーにしてから以前より髪質が良くなりました。
1年半前に同じ商品をご購入されてから2つ目のウィッグですが、まだ今のウィッグも使えそうです。
この商品はレミーヘアーの人毛100%の総手植えですが、ロングでもカット込みで5万円台ということもありご愛用されている方も多いです。
幅広の人工皮膚は分け目を自由に変えられるかわりに頭の形を選び、合わないとポコポコする場合があります。また頭のハチも張りやすいことから今後は小さくすることを検討しています。
でも広い人工皮膚は何といっても安心。人工皮膚は抜けやすいですからね・・・
毛量や雰囲気も使っていくうちにどんどん馴染んできて自然になります。
このお客様は以前大手メーカーのミックスをご使用されていましたが、やっぱり自然さとお値段はこっちといっていただけました。ありがとうございます!

前髪が長いスタイルでは、一度全部ドライヤーを生え際に下から当てて後に流してからスタイリング剤で形をキープします。
この写真ではスタイリング剤をつけていないので、前髪がやや下に落ちてしまいます。
使っていくうちに横に流す癖をつけていけばスタイリング剤をつけなくても流れやすくなります。
このままウィッグでも仕方ないけど治ったら嬉しいよね、治ったらハワイで思いっきり海を楽しみたいねなんてお話しました。
本当に、いつの日か治りますように。。