がんワクチン

今朝NHKのテレビ、朝イチでがんワクチンという治療法の特集をみました。
私が初めて聞くこの治療法は、患者自身の免疫力を高め、がん細胞を攻撃するもので、副作用が少なく、月に数回通院して注射を受けるだけで救われる方がいるとのこと。
テレビでは膵臓がんと肺がんの方でこの治療法で救われた方の体験談があり、思わず見入ってしまいました。
いつも思うことは日本では新薬が認可されるまでに非常に時間がかかること。
このワクチンも日本の研究チームが発見したというのに、アメリカに先を越されるという。。。
日本ではまだ承認されておらず、この治療を受けるには臨床研究に参加するという条件とのことですが、誰でも受けられるわけではなく、さまざまな条件があるうえ、保険適用でないので多額の費用がかかる場合もあるのだそう。
しかも必ずしも誰にでも効果が認められているというわけではないらしいです。
それでも治療を模索している患者さんにとって1日1日が貴重であり、どんなことでも可能性があるなら試したいと思うはずです。
副作用が少ないのであればなおの事。
抗がん剤の副作用で脱毛を余儀なくされている方のことを思うと、何とか一日でも早く副作用の少ない治療法を見つけ、一日も早く実用化を目指すこと、どんな癌でも完治する治療法が見つかることを望まずにはいられません。
でもここまでがんのメカニズム、治療法が次々と見つかることを頼もしく思うのと同時に脱毛症の治療方法が見つかる日も遠くないのでは?と微かな希望とな期待を持ちました。