今日、というか日付が変わって昨日。
小学校1年生の女の子に無事ウィッグをお届けすることができした。
納期が大幅に遅れ、入学式に間に合わせたいというご家族の希望にそえることができなくて、代替のウィッグを使っていただいていたのですが、大人用のウィッグはいくら縫い縮めても頭にフィットすることはなく、毛量も多くて、かなり不自由をお掛けしてしまいました。
それでも女の子は天真爛漫で弱音を吐くこともなく明るくて。
そしてご両親もさりげなくそして全面的にサポートしてくださって。
それは、代替のウィッグを見ればすぐ分かりました。
あちこち縫って厚みがあり、その上毛量が多い為に、洗うことすら大変だっただろうに、綺麗に洗って丁寧にブローして、カチューシャなどで工夫して。
きっと大切に大切に扱っていただいたんだろうな・・・
今日、ピッタリフィットしたウィッグを付けて、ちょっぴりはにかんで嬉しそうに笑ってくれた女の子。とっても可愛かった。
待たせてしまって本当にゴメンね。
そしてなにより嬉しかったのは、頭全体びっしり産毛が生えていたこと。
最初は赤ちゃん毛だけど、回復の兆しです。
もう大丈夫。
来年はきっと元に戻りますように。
それともう一つ、入学式に間に合わないと分かったとき、頭の小さい女の子のために、代替のウィッグをあちこち探していただいた大切なお友達に、今日、無事にお届けすることができました。本当にありがとうございました。
この場をお借りして御礼申し上げます。

今日、半年振りに脱毛症で悩むお友達が海外赴任中のアーストラリア、アデレードから一時帰国していてお会いすることができました。
アデレードに住んで1年ちょっと。
行かれる前から回復の兆しはあったものの、今日お会いしたらなんと、自毛がビッシリ！
ツルツルの部分は無くなり、生え方が遅いところでも産毛がビッシリ！！
これはもう、半年後にはウィッグ無しで生活できるだろうと確信しました。
脱毛症は抜ける範囲が大きいほど難治性になる。
彼女は一時全身の毛が無くなる円形脱毛症になりましたが、アデレードに住んでわずか1年でここまで回復するなんて、奇跡です。
もう私は本当に心から嬉しくなりました。
だって、彼女が元気になっていることは勿論、全頭脱毛でここまで復活するなんて、円形脱毛症患者にとって一筋の光りを感じます。
治った人がいる。そう思うだけで、まだ諦めない、希望がもてる！前向きな気持になります。
彼女曰く、特別なことはしていないので、水かな？食べ物かな？風土かな？環境かな？なんて推測していますがこれといった決め手は無く・・・
でももしこのまま治ったらこれってアデレード湯治！？
アデレードに1年住んだら治ったりして！？という仮説を立てています。
私も行きたい！なにもしがらみがなくてお金があったら絶対行きたいなー
それにしても彼女は頑張りやさん。
新しい土地で積極的にお友達を作り地域のコミュニティーに参加してグローバルに物事を考える。
そんな彼女は目に力があり、生き生きとしていました。
きっとそんなポジティブに人生を楽しむ、たくさんの刺激が免疫能力を高めて回復しているのではないかな。
諦めないで頑張ろう！