5月17日で満15年が過ぎ、16年目に入りました。
去年に引き続き新型コロナウイルスの影響によって、お客様には大変ご迷惑をお掛け致しました。
まだその影響は尾を引いており、一部の商品が入りずらかったり製造がストップしたままの商品もございます。そろそろ元の状態に戻ってもらいたいのですが、まだまだ予断を許しません。
ウィッグユーザーの皆さんはウィッグをいくつかお持ちになって、時と場合によって使い分けている方もいらっしゃると思います。
ウィッグはこれが一番と思うものが人によって違います。
ヘアスタイル重視だったり、フィット感重視だったり、かぶり心地重視だったり。
自然なウィッグがいいと思うのは誰でもそうでしょうが、かといって直ぐに使えなくなるものも経済的ではありません。
今では色々なウィッグが販売されていますが、大雑把にいうと昔からそれほど変わってはいません。変わっていくとすれば、世界中で人件費が上がっていく中、今まで手植えでしかできなかったものがどんどん機械化されていくであろうということです。
機械化できないものが人毛です。
化繊でも見た目は人毛とそう変わらないものが出てきてはいるものの、人毛の柔らかさ、手触りは今のところ人毛に勝るものは難しいようです。
私は旅行など泊りがけで出かけるときは6~7年くらい前に作ったのBHRNDシリーズをかぶっていくのですが、これがそのまま寝ても、髪をアップにして温泉に入る時も、長時間車や電車のシートにもたれても、髪が広がりづらく楽なのです。
10年以上前から販売しているこのウィッグが、今でも現役でいけるんだと実感しています。
とは言え、人毛の品質は年々下がり、昔のウィッグ程髪が良いということは残念ながら事実といえます。
『だいぶ前に買ったベリーのウィッグがまだ使えていますよ』というお声をいただくととても嬉しくなってしまいます。
貴重な髪だからこそ、長く大事に使いたいものですね。
ベリー&ローズのウィッグはこの昔からあるBHRNDと総手植え折り返し無しのBタイプは今までの工場で製作しております。
コロナの影響で入りづらくなっておりますが、気長に待っていただければご提供可能です。
この一年もベリー&ローズをどうぞ宜しくお願い致します。