年相応のヘアスタイルについて考えてみる

「こっちの方が自然なんだけど、なんだか老けるよね」「そうね。確かに2さいくらい年が上に見える^_^;」

変だったらハッキリ言ってね-

私と美容師さんとの今日の会話のひとコマ。

私はこうやって髪のプロである美容師さんが近くにいて本音でジャッジしてもらえるという有難い環境にいる。

大抵の人はハッキリ言ってくれる人がいなくて人からどう見られるか気になってしまうことがあるのではないでしょうか。

ベリーでもお客様によく聞かれるのが「年相応かしら」という心配事。

確かに同い年の髪を見ると髪の量や毛質は明らかに変化している。

年齢とともにトップは薄くなり髪の艶がなくなってパサついたり白髪が出てくるのが一般的なようである。

髪を失うと、幸か不幸かウィッグでどんな髪型にもできてしまうので困ったことになる(^_^;)

年相応のことを考えると毛量が少なく艶がない多少傷んだウィッグが自然なんだろうけれど、それが似合うのかというと別の話である。

似合うウィッグがあるのに、わざわざ老けさせるというのはどうなんだろうか。

お年を召した芸能人の髪を見て、どう考えてもあの歳であのふさふさな髪は本物だろうか?と目を疑ってしまうことがあるけれど、あれはあれでありですよね。むしろオシャレで素敵だったりする。

結論として、自分に似合っていればいいじゃないってこと。

色々な種類のウィッグをかぶって確かめてみて、鏡をよーく見て、納得できればそれで良し!

しっくりくるウィッグは自然とかぶる回数が増えます。

固定概念に囚われることなく、好きな自分になりましょう。

本当に不思議なんだけど、似合うウィッグって一人一人違うんです。メーカーによっても違うので、自分にしっくりくるウィッグを見つけましょう。

ウィッグユーザーさんは実年齢よりも若く見られることが多いのですが、こんな楽しみ方ができるのも髪を失ったものの特権かもしれません。

前向きにいきましょう。



脱ウィッグに向けて☆軽やかなヘアピース

本日ご来店いただきましたA様は最後の抗がん剤から3ヶ月ほど経ち2cm程自毛が伸びてきてフルウィッグからハーフピースに移行できればというご相談でした。

ウィッグが必要になった時、病院で渡されたパンフレットをみて大手ウィッグメーカーさんに駆け込まれ、じっくり考える余裕がないままあまり満足のいくウィッグを購入されてしまったとのこと。

人毛と化繊のミックスのウィッグは艶が気になったり、毛先が硬くザラザラして肌に当たって付け心地が良くない。

一刻も早く脱ウィッグをしたいがまだ自毛が短く、前髪とトップをウィッグで補ってもみあげ、襟足、生え際を自分の髪で過ごしたいというご要望でした。

大手メーカーさんはとにかく人毛100%を否定し化繊を勧める傾向にあります。

おしゃれウィッグならともかくとして、医療用として使用するなら肌に優しく長時間かぶっていても負担の少ないウィッグをお勧めするべきです。

ウィッグの店員さんは実際に髪のない状態でウィッグをかぶる経験がないからわからないのかなと思ったりします・・

さて、本題です。

今回施術させていただいたものは人毛100%既製ヘアピースの自毛に近いナチュラルブラックです。

自然な分け目。どこからでも分けられる大きめのスキン。立ち上がりも自然。艶のないナチュラルブラック。
通気性の良い絹スキン、周囲は極薄ポリウレタン、ピン3箇所
軽くて手の平に乗るサイズ
もみあげ、襟足は自毛です。

トップから見た分け目。

ヘアピースは自毛に合わせてカットすることがとても大切です。

カラー、毛量調節、付ける位置なども自然に見せるアドバイスをさせていただきます。

これからどんどん暖かくなる時期を迎えます。少しでも軽く、楽に日々過ごせますようお手伝いをさせていただきます。

人毛100%のヘアピースで自然に悩み解消

年齢による薄毛や脱毛症ではなく、もともと薄毛で悩まれるケースがあります。

このお客様ももともと髪が細く、トップのボリュームが少なかったとことに、出産や年齢とともに徐々に薄毛が目立ってきたそうです。

CMやチラシで育毛や増毛の広告が巷に溢れていますが、どれも一長一短。気にはなっていてもお店に行くのは勇気がいるし、なかなか相談するところがないのが現実です。

ヘアピースは育毛に比べて直ぐに気になる部分をカバーすることができ、増毛のように地肌への負担や経済的、時間的負担が少ないのでおすすめです。

今回使用したヘアピースはこちら「人毛100%既製ヘアピース 1B#」

いきなりこの大きさだとちょっと、、という場合はビニールの部分と切り取ることもできます。

黄色の部分を切り取って、ピンを付け直します。※ちょっと難しいという方には、今後、小さいバージョンを販売する予定です。

この2枚は、全くカットしていないノーカットの状態です。そして、カットして仕上がったのが下の写真です。

地毛の表面がしっかり隠れるので癖毛も目立たなくなりました。

髪をまとめて一つにくくりたいということで、結べる長さに地毛をカットしました。

ウィッグの毛先は梳いているので、このまま地毛が伸びても大丈夫です。

ただし人毛ウィッグは使っていくうちに退色してきますので、場合によっては今後カラーリングが必要になる場合がございます。

髪で見た目が大きく変わりますね(*^^*)

ヘアドネーション

ここ数年、「ヘアドネーション」という言葉が良く聞かれるようになりました。
女性だけでなく、小学生や高校生などの男の子が何年もかけて伸ばした髪を提供するニュースも目にします。
先日、Berry&Roseのサロンでも高校生の女の子が腰まである髪を提供してくれました。

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1つのウィッグを作製するには20人前後の髪が必要であり手間も時間もかかります。
また、提供する髪は、カラーやパーマなどをせず、長さも31cm以上が望ましいとされています。
質の良い髪を提供することは提供される側にとっても嬉しいことだと思います。
最近は、小学生でもカラーをしている子供をよく見かけますので、カラーやパーマをしていない髪というのは難しいかも知れません。
質の良い人毛が貴重になりつつあるのを感じます。

今回は、毛量も毛の太さも十分ある髪で長さも40cm前後という事で提供する髪の条件にピッタリでした。

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ここからまた成人式に向けて伸ばし始めるとの事で、その際にはまた提供してくれるそうです。
余談ですが、提供すると決めてからは、シャンプーやトリートメントに気を遣ったり以前より女子力が上がる効果もあったそうです。

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ヘアドネーションのカット(4,400円)もサロンでは行っていますので提供されたい方がお近くに居られましたらご相談下さい。

さて、髪を提供するしないにかかわらず、頭皮の状態を良くしたり髪へのダメージを減らす事は大切です。
サロンでは、ハーブマジックを使用した頭皮洗浄が好評です。
予防美容の観点からも頭皮に詰まった皮脂汚れを取り除くと、より良い髪が生えるのを促進します。
また、何となくお肌の調子がという方や体がだるいという方にもおススメです。
冬は乾燥や静電気で髪にとってはダメージが避けられない季節です。
ウィッグの傷みが気になる方は、スペシャルケアトリートメントも効果的です。
何となくバタバタしがちな年越しをされる方も多いと思います。
年明けに心機一転、今一度ご自分の頭皮やウィッグを綺麗にしてみては如何でしょうか。

人毛100%総手植え『ミディアムレイヤー』

ある日突然髪が抜けて髪がなくなってしまうことって想像したことはありますか。当たり前にあるものがなくなることの恐怖。

実際になってみないとわからないであろう想像を絶する悲しみ。

それを乗り越えて日々暮らしていても、日常の様々なシーンで、自分の髪があればしなくてもいい苦労があり、やるせない気持ちになるときがあります。

明るく振舞っていても、こころのどこかに「隠している自分」に対する罪悪感であったり、情けなさであったり・・

それでも前向きに生きていきましょう。

だれに何と言われようと、自分らしく。堂々としていましょう。

自分が辛い思いをした分、病気や障害を持つ人に優しくなれたり、以前より強く逞しくなっていることに気づくでしょう。

自信を持って生きましょう。自分自身に自信が持てるようになると、自然に美しくなります。

髪があってもなくても、内面から出てくる美しさは自分自身の中から生まれてきます。

そんな頑張る皆さんに、私たちは寄り添い、ほんのちょっとだけでも後押しができればという想いでおります。

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おくれ毛もしっかり作ります。

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ふんわり軽やかに

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頭頂部から見られても自然に

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しっとりと滑らかな毛触り

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『ミディアムレイヤー』人毛100%総手植えウィッグ(Aタイプ)