年相応のヘアスタイルについて考えてみる

「こっちの方が自然なんだけど、なんだか老けるよね」「そうね。確かに2さいくらい年が上に見える^_^;」

変だったらハッキリ言ってね-

私と美容師さんとの今日の会話のひとコマ。

私はこうやって髪のプロである美容師さんが近くにいて本音でジャッジしてもらえるという有難い環境にいる。

大抵の人はハッキリ言ってくれる人がいなくて人からどう見られるか気になってしまうことがあるのではないでしょうか。

ベリーでもお客様によく聞かれるのが「年相応かしら」という心配事。

確かに同い年の髪を見ると髪の量や毛質は明らかに変化している。

年齢とともにトップは薄くなり髪の艶がなくなってパサついたり白髪が出てくるのが一般的なようである。

髪を失うと、幸か不幸かウィッグでどんな髪型にもできてしまうので困ったことになる(^_^;)

年相応のことを考えると毛量が少なく艶がない多少傷んだウィッグが自然なんだろうけれど、それが似合うのかというと別の話である。

似合うウィッグがあるのに、わざわざ老けさせるというのはどうなんだろうか。

お年を召した芸能人の髪を見て、どう考えてもあの歳であのふさふさな髪は本物だろうか?と目を疑ってしまうことがあるけれど、あれはあれでありですよね。むしろオシャレで素敵だったりする。

結論として、自分に似合っていればいいじゃないってこと。

色々な種類のウィッグをかぶって確かめてみて、鏡をよーく見て、納得できればそれで良し!

しっくりくるウィッグは自然とかぶる回数が増えます。

固定概念に囚われることなく、好きな自分になりましょう。

本当に不思議なんだけど、似合うウィッグって一人一人違うんです。メーカーによっても違うので、自分にしっくりくるウィッグを見つけましょう。

ウィッグユーザーさんは実年齢よりも若く見られることが多いのですが、こんな楽しみ方ができるのも髪を失ったものの特権かもしれません。

前向きにいきましょう。