患者さんに寄り添えたら

ベリー&ローズには日々さまざまな理由でご相談に来られます。
髪の悩みは人に言えないことが多く、孤独に日々悩んでいる方も多くいらっしゃいます。
今から十数年前、私自身突然髪が抜けたとき必死にあの手この手とわけの分からないものに惑わされ、症状について調べたりもしました。
日々抜ける髪を何も手立てが無くただ抜け止まるのを待つ不安はなったことのある人でしか分からないかもしれません。
残念ながら今の医学では私の知る限りでは脱毛を止める治療法は無いようです。
ではどうやってこの不安や苦しみを和らげてさしあげることができるのか
どこまで抜けてしまうのかわからないときが一番不安なとき。
ちょっとの脱毛で止まる場合、残念ながら広範囲に抜けてしまうことも、自分は勿論、お医者様もまわりの人たちもわかりません。
もしも悪化してしまったときにこれさえあれば普段の日常生活をおくれるというものがあることで、安心してもらうこと。
最初はカツラに対して抵抗感がある人も多いと思います。
周りに同じような病気の人も居ないという方は特に不安がいっぱいだと思います。
私が同じような病気を患っていて、自然にカツラをかぶることで、大丈夫なんだという安心感を持っていただきたいと思います。
そして困ったときにいつでも駆け込めるような場所になるように。
患者さんに寄り添っていけたらと思っています。

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