エゴノキライブ6に参加しました

ついに関東も梅雨入りとなり昨日は1日中雨と風が吹いた日となりました。
気温も真夏日から過ごしやすい温度へと変化しましたのでお出掛けの際は
上着を1枚持って行かれると良いかと思います。

さて、先日こちらのブログでもお知らせしましたエゴノキライブ6のご報告をさせていただきます。
6月8日の土曜日の11時に六本木のミッドタウン・タワーの16階のフロアにて開催されました。
小児がんのお子さんを育てるママとパパのためのコミュニティのエゴノキクラブ主催のイベントということもあり親子での参加が多く、開会と共にかけまわる元気な子供達に終始圧倒されました。

お部屋中に色とりどりのバルーンがあり、プラバンやミサンガ、うちわづくりなど工作ブースもあり、ランチタイムや子供たちの発表会・作品展示・活動報告など充実した内容でした。
登山部・読書部・写真部の作品や発表は、この日の為に各々が活動した成果を楽しそうに話す姿が印象的でした。

また、東大病院のボランティアの方々のネイルやフェイシャルのコーナーは親子連れで賑わっていました。
Berry&Roseのウィッグコーナーには、サイズの小さいウィッグやお帽子などを展示しました。
ブースでのご相談の中に、なかなかウィッグを付けたがらない、学校の泊りがけの行事の際に皆にばれたくない等学校に通う子供ならではの悩みが多かったです。
病気や手術で苦しい思いをした事に加え、思春期にかかった子供の気持ちはとても繊細です。
寝ている時でさえウィッグがずれたらと不安で楽しいはずの行事も楽しめないと聞くと切なくなります。
しかし、それを乗り越え就職が決まったと報告する方や将来の夢の為に治療を続ける方の姿もありました。
同じ悩みをもつコミュニティのアドバイスや体験談は不安に感じている子供達にとっては大切な場所だと感じました。

このイベントの司会をしてくださった聖路加国際病院の佐藤先生とお話をした際、大人向けの外見に対するケアの仕方やイベントは沢山あるけれど子供に対するものはまだまだ認知されていないものが多い。ウィッグも意外に浸透していない。子供だからこそ必要なケアもあり、こういうイベントや活動がもっと普及して欲しいとおっしゃっていました。
少しでもお役に立てることがあればお手伝いをしたいと自然に言葉が出るようなイベントでした。

DSC_0285 - コピー

Berry&Roseのお客様は高校生以上の方が多いですが、小学生や中学生のお客様もいらっしゃいます。
病気や脱毛等でウィッグを必要とするのに大人も子供も変わりありません。
サロンでは長年培ってきた知識と経験を生かし、大人だけでなくお子様にあったオーダーウィッグもお受けしております。
お子様の綺麗で艶のある髪質と同様の質の良い人毛を使用しております。
相談のみでも来店可能ですので、お気軽にご連絡下さい。

そして、ここ最近イベントへお声をかけていただく事が多くなり嬉しい限りです。
病院の先生やイベントにご来場されるお客様や患者会の方とお話しをすることで、今何が必要とされているのかを身近に感じ知ることができ、よりよい商品を提供するきっかけにもなります。
今後もこのような機会がありましたら参加させていただき皆様にお伝えしたいと思います。