ウィッグのカラーはやっぱり傷む!?

人毛のウィッグは使っていくうちに退色し、だんだん明るくなってきます。
経験されたかたも多いと思います。
これは工場で集めた髪を処理するとき、一度色を抜いてまた染め直しているので、洗うたび少しずつ染めが落ちてくることと、日光に当たって退色するなどの理由です。
退色しずらいウィッグがあるとすれば、それはもとから黒く染めた場合。
黒い髪は明るい色に染めたくてもなかなか染まらないように。
私が持っている黒髪のウィッグは何回染めても明るくならないし、何年経っても退色しません。
茶色に染めた髪は処理技術にもよりますが、一年くらいで明るくなってきます。

このウィッグは3番という明るい色で作った為に、もう2回も染め直してしまいました。
染めればやはり傷みます。
ご自分で市販のカラー剤を使って染める方もいらっしゃいますが、市販のものは常温で短時間で染められるよう、サロンのカラー剤と比べとても強い薬品が使われています。
もしどうしてもご自分で染める場合はカラー剤にトリートメントを混ぜてお使いになると良いでしょう。
もしくは傷んでいる毛先にトリートメントをつけた上からカラー剤をのせて下さい。
それでも入ってしまうくらい強い薬が殆どのようです。
特に痛んだ毛先は直ぐに入ってしまいます。
そして時間を置けば置くほど髪が傷みますのでもし染まったなら説明書きより短い時間で洗い流した方がいいです。
このウィッグは適切な処理をしたにも関わらずやっぱり少し傷んでしまいました。
そこで洗った後濡れている状態と乾いてからの2回、このローションを髪全体にスプレーしたところサラサラになりました

これはブローの時に髪を守るヒートローションですが、ベタつかずさらっさらになるので、毛絡みも防ぎます。
この液が床に落ちるとまるでワックスをかけたようにつるつるに滑ってしまうのですが。。。
とにかく静電気の起きやすいこの季節には大活躍です。
このローションは現在廃盤になってしまったので、同じような成分のローションを近々試す予定です。
もし良かったら皆さんにもご紹介しますね

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