がん対策アクション&ピンクリボンinすみだ2025

9月半ば過ぎより漸く気温が30℃を下回る日が見受けられるようようになりました。このまま秋らしい日が来てくれることを祈りつつ、 急な寒暖差や夏の暑さ疲れで体調を崩しやすくもなりますので、薄手の上着やエアコンの温度調節等で対策していただければと思います。

気がつけば、今年も10月1日のピンクリボンの日に合わせて行われる「がん対策アクション&ピンクリボンinすみだ2025」が 9月下旬から墨田区役所にて行われます。
10月1日は、世界的に乳がんの早期発見・早期治療を呼びかける「ピンクリボン月間」の始まり。
この期間には、乳がん検診の重要性を伝えることで、より多くの命を救うことを目的とした啓発活動が各地で行われます。
都内ですと東京スカイツリーや東京タワーのピンク色ライトアップ、各所でセミナー、街頭キャンペーンなどを目にします。
乳癌は、女性のがんとしては罹患率が1位となっていますが、5年生存率は高く90%前後の方が治療中となっています。
早期発見、早期治療で多くの方々が社会復帰されています。医療技術も発達し、傷跡が残らない術式や再建手術、アピアランスケア(外見ケア)など様々な選択肢でQOLが向上し、命が助かるなら他は二の次のような考え方から、日常生活と共存しながら患者さんに合った治療法やケアが広がっています。
乳がんに限らず、「がん」は誰にでも起こりうる病気です。普段の生活を見直したり1年1度の定期健診を受けるきっかけにしていただけると幸いです。

イベント開催中は、会場内にスタッフが交代でおりますが、常駐ではないためご相談やご試着などご希望の方は予め区役所にてご予約をいただくか弊社へ直接ご連絡いただければご対応いたします。区役所から徒歩10分程度の場所にサロンがございますので、当日ご来場後にご連絡いただければご対応可能な場合もございますので、お気軽にブースへお立ち寄り下さい。

また、イベント終了後の10/4(土)から10/10(金)に東京都立墨東病院にてオレンジバルーンプロジェクトin墨東が開催されます。
こちらは、緩和ケア・がんと暮らしをテーマに年1度院内にてパネル展示や特別講座などを行っております。
※本年は、Berry&Roseのカタログも展示いただけることになりました。
墨田区では、約2週間にわたり「がん」についての啓蒙活動を積極的に行っております。区役所や都立病院という公共施設の中で行われている取組みですので気軽に安心して足を運んでいただければと思います。

【開催期間】                                 
日程:令和7年9月29日(月)から10月3日(金)まで ※初日は13時から開催
時間:午前9時から午後4時まで
場所:墨田区役所1階アトリウム 
☆正面玄関に入って右側になります。

尚、イベント内の講演会は令和6年11月5日に開館しました「すみだ保健子育て総合センター(横川5-7-4)」、 にて行われます。会場が異なりますのでご注意下さい。
※施設には、墨田区保健所、墨田区子育て支援総合センター、墨田区教育センターが設置されています。

暑い時期のウィッグのメンテナンス

連日、「暑い」という言葉しか出てこないほど、厳しい猛暑が収まる気配を感じることがないまま暦は9月となりました。
8月は、お盆期間の営業等もありブログを更新する間もなくあっという間に過ぎ去った感があります。

そして、ウィッグにとって強い紫外線は大敵ですが、何よりも「被る」ことによる暑さが一番辛いものです。
ウィッグの下に冷却シートや保冷剤、冷却スプレーなどで対策をしている方も多くいらっしゃいます。
最近は帽子の下に置く花びら型のようなアイスパットもありますが、どれも一時的な効果でずっと快適な状態を保つことは難しいです。
汗をかくことによりウィッグに汗や皮脂が付きやすく、洗う頻度も増えてくるので髪も傷みやすく退色も早くなります。
この時期によく相談を受けるのが、ウィッグの洗う頻度です。使用する頻度にもよりますが、冬でしたら毎日使用して7~10日に1回程度が目安となっています。
だた、夏は2~4日に1回という方が多いです。髪の傷みを気にして洗う頻度を抑えたいけれど、汗が付着したりするので衛生面や臭いも気になるという方が多いからです。
シャンプーの頻度が上がってしまう時は、3回~4回に1回は、トリートメント剤を塗布して洗い流すのみにすると髪の傷みも若干抑えられます。
消臭スプレー等使用の有無を聞かれることもありますが、基本的にはベース内側にご使用することは可能です。 市販されているファブリーズのような除菌消臭スプレーや銀イオンが含まれているものをご使用している方も一定数おられます。(ノンアルコールのものをお選びください)
コットンなどに吹きかけて、内側の生地に叩くように塗布すると良いです。     ※お肌が弱い方などは一部分のみに試してから全体的に塗布ください。
肌が弱い方は、滑り止めと言うよりも皮脂や臭いを付着しにくくする意味合いで、薄手のインナーキャップを装着してからウィッグを被ると軽減されます。
暑いのに更に間に1枚生地が入るのかとお思われるかもしれませんが、この1枚があることでウィッグの内側を綺麗に保つ手助けをしてくれます。
夏のウィッグの暑さ対策に関しては、気休め程度にしかならないかもしれませんが、
ベースに付着する汗や皮脂、臭いに関しては参考にしていただければと思います。

また、Berry&Roseで掲載しているInstagramについてお知らせがございます。
皆様からの情報に基づいた豆知識を「お客様から教わったウィッグの神テク」と題しましてシリーズ掲載することになりました。
現在第1弾として、ユニクロのエアリズムを使用したインナーキャップの作り方を掲載しております。
不定期にはなりますが、実際にウィッグを使用している方々の知識等を掲載予定です。
もし、自分はこんなことをしている、こうすると良い等がありましたらご来店時に教えて頂けると幸いです。

最近では、長期的な熱中症や熱中症による後遺症が続くなど、熱中症も一過性とは言えなくなってきています。少しでも異変を感じたら、水分の補給や休息を取ったり病院を受診するなど無理をしないことを心掛けてお過ごしください。

お客様から教わったウィッグの神テク」第一弾はこちらから