8月の夏季休業につきまして

6月から30℃を超える暑さが都内だけでなく全国に広がりました。
7月に入り昨日は七夕、そして令和7年という事で7が3つ揃う貴重な日でした。
関東は雲が広がり天の川の観測は難しいようでしたが、それ以外の地域では観測出来た所もあり、暑い最中のちょっとした情緒が感じられた日でした。

さて、少し早いですが今年のBerry&Roseの夏季休業(お盆休み)のお知らせです。
最大で9連休となるようですが、今年はサロン全体での夏季休業期間は設けず通常営業をいたします。

お盆期間の第3週の平日8月12日(火)から8月15日(金)は営業いたします。
平日にご来店が難しい方、新しいウィッグを購入して慣らしたい方などはこの期間中の ご来店をおすすめします。
特に夏の紫外線や汗などで通常よりも早く、退色や傷みが早くなります。
メンテンスも大切ですが、ウィッグはダメになったからと言って直ぐにどこでも販売しているわけではありません。
気になる点や絡みが出てきた場合は、お早めにご相談及び新しいウィッグの検討をお願いします。

尚、8月の土曜日は、8/2、8/30が営業となります。 お盆期間のご予約、土曜日は枠の限りがございますので、お1人様2時間程度の施術内容でお願いします。
場合によっては、お預かり郵送などで対応させていただく場合もございます。
※上記営業に伴い、スタッフが交代で夏季休業を取得する関係上、8月のご予約はお早めにお問合わせ下さい。

また、商品にもよりますが現在、注文から納品までの期間が2~4か月となっております。
6月下旬よりBHRNDシリーズ(長さ30㎝)の入荷が続いております。こちらのシリーズをご希望の方は、サイズ、カラー共に 在庫が揃っております。
HPからご購入の方は、ノーカットをお選びいただけますと、お近くの美容室などでお好きなスタイルにカットすることも可能です。
被ってカットする事で、前髪の長さ等もご自身で確認しながら出来ます。ウィッグは、何回かシャンプーしたり、 調整したり、被っていくうちに徐々に自分に馴染んできますので、少しずつ様子を見ながらの調整をおすすめします。
ご購入の際にスタイルやサイズ、仕様など迷われた際には、ご注文前にご相談いただけますと幸いです。

未だ夏は始まったばかりですが、既に例年を上回る暑さが続いておりますので、皆様体調に気を付けてお過ごしください。

オーダーウィッグにつきまして

連日の猛暑でついに40℃を超える気温を記録する地域まで出てきました。
朝から高温という中で気力もも体力も奪われてしまいますね。
水分補給に日傘や帽子、冷感グッズにエアコンとフル活用して乗り切るしかなく、
ご来店いただく際には熱中症にお気をつけてお越しください。

そして、このような暑さの中ウィッグを被るという事だけでも体感温度も上がりますが、紫外線によって髪の傷みや退色も通常より早く進みます。
ちょっとパサついてきたなと感じたら、早目のメンテンスをお願いします。

さて、Berry&Roseでは既製品以外にもお客様に合わせたオーダーウィッグの注文も受け付けております。 (基本料金181,500円~)                                      
オーダーはお客様の頭に合わせた型どりタイプ、既製品の仕様のままでサイズのみ変更できるサイズオーダー、 既製品の仕様のままでカラーを指定できるカラーオーダーもございます。                               ※サイズ及びカラーオーダーは既製品の販売価格にプラス33,000円で出来ます。色味によっては出来ないカラーもございます。                             
また、TOPのみだけでなく、どこから分けても自然な全頭絹スキン仕様のオーダーも可能です。                                      既製品でも良いけれど、どことなくしっくりこないという方は、その状況に応じておーダーを検討してみると良いかもしれません。                   オーダーは注文、受取りの際にご来店が可能な方に限りますが、詳細はお問合わせ下さい。 

【オーダーウィッグ注文の流れ】                                      
オーダーは、月~金のご来店での受付となります。ご来店予約をお願いします。
当日は、オーダーに関する詳細説明、ご希望をお聞きしどのようなオーダーにするか決めていただき、型取り等の計測や仕様の相談などをいたします。
その後、前金をお支払いいただき、問題がなければ納期2~3ヶ月でオーダー品が届きます。弊社で検品をしたのちにお客様へご連絡をいたします。
ご予約日にご来店いただき、オーダー品を確認後、そのままサロンでカットとなります。ノーカットでお持ち帰りも可能です。
 
【お支払い方法につきまして 】                                          
オーダー価格の半額を前金として注文時に、お受取りの際に残り半額をお支払いいただく形となります。
原則、オーダーはご来店いただく必要がありますが、ご来店なしでご注文された場合は全額お振込いただいてからの発注となります。   

【 今までオーダーをされているお客様へのお知らせ】                        
次回注文時より上記のお支払い方法に順次変更となります。
コロナ後の大幅な納期の遅れは改善されましたが、人員確保が難しくなり工賃、運送費などの高騰は依然続いており、その為オーダーに関する料金のお支払い方法の変更が必要となり上記に統一させていただきます。
ご不便をおかけし申し訳ございませんが、何卒ご理解賜ります様宜しくお願い致します。                                            

【注意事項】
オーダーウィッグをご希望される方は、原則ご注文時とお受取時にご来店が出来る方となります。
オーダーに関しましては、その特性上ご注文後のキャンセルは不可となります。
やむを得ずキャンセルされる場合でも、前金の返金は出来かねますのでご了承ください。
商品お受け取り後、1か月以内に著しく毛が抜ける等の場合には無償修理対応となります。
オーダーに関して、ご不明な点等ございましたらサロンまでお問合わせください。

左:BHDCシリーズ折返し無タイプのカラーオーダー 
お客様から提供の毛束を基調とした配合
右: BHDCシリーズ折返し無タイプのカラーオーダー  
お客様から提供の毛束(赤色)を基調とした配合

                                                                     

新発売☆頭皮保護兼滑り止めシート

トップ折返し無しのウィッグでスキンの裏側がチクチクするといった現象が出てしまったときに使うと便利な「頭皮保護兼滑り止めシート」の販売を始めました。

厚さ僅か1mm程のシートで、柔らかくクッション性があるので、頭皮を優しく保護します。

片面が粘着で片面が非粘着のシートで、粘着のある方をウィッグに、非粘着の方が頭皮面となり、先にウィッグの方につけてからかぶります。

髪のない頭皮に直にかぶっていただくと、強力な滑り止めになり、両面テープが必要ないほど固定されます。但し、髪のある方には滑り止めの効果はありません。

糊の移行がなく取り外しできるので、シート単体で洗って繰り返し使えます。

両面テープのように強力な粘着ではなく、髪がついても簡単にとれますので使い勝手がいいです。

風の強い日、スポーツの時などこれがあると安心です。どのウィッグにも装着OK。

※両面の透明フィルムをはがしてお使いください

レターパックにて発送可能です。1枚2,800円(税抜)ご購入は下記リンクからどうぞ

『頭皮保護兼滑り止めシート』

本のご紹介

「天は二物を与えず」ということわざがあります。この言葉を耳にすると身近で思い浮かぶ人がいませんか。
今回はその言葉がふさわしい方についてお話したいと思います。
東大の現役の医師であり、がん患者という前田恵理子先生です。

Berry&Roseでは、月2回、東大病院で外見ケアイベントに参加させて頂いています。
前田先生とは去年の2月の外見ケアイベントでウィッグを試着していただき、
その場でご予約、2日後にはサロンでウィッグを選ばれてカットというあっという間の 流れの中での出会いでした。

その後も度々イベントに来てくださり、明るく気さくな人柄で楽しくお話をしていかれます。
とてもお忙しい先生で治療前後も講演会や講義など沢山抱えておられました。
そんな中での本の執筆にも驚きましたが、小学生低学年のお子様もおられ一体いつ休むのだろうと・・・
5月に出版されたブログを元にした本は、

『Passion(パッション)受難を情熱に変えて〈Part 1〉』です。

こちらの〈Part 1〉には、幼少期の生活や桐蔭中高時代からの超重症喘息や医学部時代からの 在宅酸素療法導入に至る経過が書かれています。
更に、使用したステロイドの副作用により大腿骨頭壊死、電動車いす生活等も語られています。
そのような状態で、東京大学理科三類卒業、東京大学総長賞、北米放射線学会最高賞受賞という素晴らしい経歴をもち、 東大のオーケーストラのコンサートマスターを務める事は並大抵ではありません。
その後、結婚、出産を経て長男4歳の時(37歳)に肺がんになってしまいます。
所々、結婚にまつわるくすっとしたエピソードやこんなことあるよねといった事が ちりばめられている書籍となっています。

そして、12月には第2弾が出版されました。

『Passion(パッション)受難を情熱に変えて〈Part 2〉』

〈Part 2〉には、4度に渡る再発を繰り返す肺がんについてがメインとなっています。5年生存率3割と言われる肺がんに 色々な治療方針を取り入れる過程が詳細に分かり易く書かれています。
ご自身が医師という事で病状や治療に関する記述はリアルですが、一方で冷静に客観的に捉えられている様子が分かります。
また、毎月2回開催のされている東大の外見ケアイベントを見学された時の模様も記されています。
息子さんを思う日常生活や切ない気持ちがつづられており母親としての顔が垣間見える場面もあります。

〈Part 1〉〈Part 2〉共に言葉の遣い方や文章のセンスが絶妙でじんと心に迫ってくる素敵な本です。
詳細をもっとご紹介したいところですが・・・是非、ご興味のある方はアマゾンや東大の売店で購入出来ます。
サロンにもございますので、ご来店の際はお手に取ってみてください。

サロンでもイベントの際もとても明るく気さくな前田先生。先日のイベントでは気象予報士の試験を 受けられるとおっしゃっていました。バイオリンにしろ気象にしろ趣味とは言えないレベルにしてしまう 先生に脱帽ですが、そもそも情熱と呼べるほどに何かに向けて努力するからこそ苦難にも立ち向かえるのだと納得もします。 物事に対する取り組み方が生き方にも反映され評価にもつながるとはこういう事なんだと感じます。

また、今回の2冊の本の表紙や裏に使用されているお写真はウィッグを着用しているものです。 とても自然に被られていて嬉しい限りです。
現在、日本経済新聞で連載をされています。(1/13・1/27・2/3・2/20掲載予定)
こちらも機会がございましたらご購読下さい。

※以前のブログでも紹介ましたが、分田先生の「女性のがんと外見ケア 治療中でも自分らしく」も
治療中の方にはおススメの本です。

脱毛症とカミングアウト

先日「ハフポスト日本版」にて 、
アメリカ・マサチューセッツ州で初めて黒人の女性下院議員に選ばれたアヤンナ・プレスリー氏が自身が脱毛症であることをあるニュースサイトのインタビューで公表され、髪型で人々を勇気づけてこられたという記事を読みました。

公に人の前に立つ議員という立場で自らウィッグであることをカミングアウトされる決断は大きな葛藤があったことと思います。

ファッションでウィッグをかぶることは今では普通にあることですが、本当になくて(地毛が)かぶるのと、あるけれどファッションでかぶるのは大きな違いがあります。

できることなら皆に知られないでいたいという至って普通の感情であるが、時には「隠している」ことの罪悪感や恥ずかしさで、心に深い傷を負っている人も多い。

そんなもやもやを吹き飛ばすかのような彼女の堂々とした姿は多くの髪のない人々の勇気になったのではないでしょうか。

脱毛症は自己免疫疾患で、体が毛包を攻撃することにより、毛包が小さくなって産生が大幅に抑制され発毛が止まってしまう病気ですが、アメリカではなんと約680万人が脱毛症といわれていることに驚きです。

日本でも人口の1~2%程と推定されているそうです。まだまだ脱毛症の受け皿が足りないと感じています。

脱毛症患者でありながらウィッグに携わる私に何ができるのか、日々模索しています。