ウィッグのトリートメント

気が付けばもう11月最終日、明日からから12月へと入ります。
新型コロナが蔓延してマスク生活やワクチン、緊急事態宣言等を経て2年が過ぎようとしています。
新たな変異株等も聞かれる中、マスクと感染対策の日々は未だ続きそうです。

少し前までは、テレワークやオンライン授業などで外出しなかった方も最近では通常に出勤や登校も増えてきました。
ウィッグも普段よりは外に出なかった分傷みが少ないかもしれません。
ただ、これからの時期は静電気が起こりやすくなりますので絡んだりごわついたりしやすくなります。
少し傷んできたなと感じたら早めにメンテンスをすると良いと思います。
1度傷んだ髪は元には戻りませんので傷んでどうしようもなくなってからメンテンスをするのではなく、早めにしておくと、ウィッグを長持ちさせることにもつながります。

ベリーアンドローズでは、スペシャルケアトリートメント(髪質改善)をやっております。
このトリートメントは髪の内部に働きかけ補修する、科学理論に基づいた『特殊補修剤』を使用しています。
髪のツヤはもちろん、触ってみても違いが分かるほどです。手触りもふんわり柔らかくなります。

※キューティクルを取ってしまったウィッグや、傷み過ぎて髪の内部がスカスカになってしまったウィッグには回復不可能でお断りする場合もございますので、そうなる前にご相談下さい。

ウィッグがサラサラ艶々になると気分も上がります。
まだ、お試しでない方は是非お試し下さい。

また、コロナの影響で在庫が不安定な時期もございましたが、現在総手植え、半手植えの商品とも納品がございます。(一部サイズやカラーが無いものもございます)
今ご使用と同じものをご希望の場合には、事前にお問合せいただくとスムーズです。
12月は、曜日や日にちによってはご予約が取りづらいこともございますので、ご予約やご相談はお早目のご連絡をお願いします。

デュピクセント追記

デュピクセントはいくつか注意点がありまして、15歳未満の方には投与できないとうこと、デュピクセントを始めても、外用治療(ステロイド軟こう)などを併用して行う事、あくまでも対処療法であることです。

外用薬の使用頻度や量がかなり少なくなりますが、ゼロにはならないということ。

薬を止めてしまえばまたぶり返すこともあるそうです。ただ6ヶ月を目安に、投与の間隔をあけたり、場合によってはしばらく投与しなくても良くなる人もいらっしゃるとか。

これは肌のバリア機能が正常化してお肌が強くなることで、炎症が起きにくくなるからだそうです。

新薬ですので、いつまでデュピクセントを続けるかどうかは明確な指標がないようです。

脱毛症に関しても薬を途中で止める人がいなくて統計が取れないとのことですが、基本的に対処療法ですので薬を止めれば抜けるということもある程度覚悟しなければならないでしょう。

まだまだ新しい治療法としての第一歩で、今後の治療法に期待したいところです。

アトピー性皮膚炎の治療薬『デュピクセント』について

小学生のころからかれこれ40年近くアトピー性皮膚炎に悩まされてきました。

一番ひどかった頃は30代前半。

目も鼻も口も分からなくなるくらい腫れあがり、身体中ひっかき傷だらけ、あちこち血と浸潤液が出ているという酷い状態でした。

顔にはステロイドを塗りたくないと我慢した結果このように酷くなってしまい、温泉水や様々な民間療法に頼って何とか収まった後、今度は髪が抜け始めたのです。

これが私の円形脱毛症の始まりでした。円形脱毛症になってから何故かアトピーはひどくなっていません。どちらがましかといったら、どちらも見た目問題があるとはいえ、円形脱毛症はウィッグで隠せるし、痒みが無いだけまだ円形脱毛症の方が。。

とは言っても四半世紀肌に悩まされてきた私ですが、アトピーに関しては画期的な治療法がようやく出てきて肌が改善されるという一縷の望みが出てきました。

それが『デュピクセント』という薬です。今まで皮膚科でアトピーというとステロイドで炎症を一時抑える薬しかなかったのですが、この薬はIL-4」と「IL-13」という物質(サイトカイン)の働きを直接抑えることで、皮膚の2型炎症反応(Th2細胞による炎症)を抑制する新しいタイプのお薬なのです。

この薬はアトピーと円形脱毛症の両方を罹患している人に投与したところ、6~7割に円形脱毛症も良くなったという症例があるそうです。

アトピー性皮膚炎の患者さんの中に高い割合で円形脱毛症を併発しています。どちらもあるたんぱく質が過剰に攻撃して炎症を起こすというメカニズムが同じなようで、全てではありませんが、発毛のきっかけになるということでしょうか。

デュピクセントは2週間に1度注射するのですが、 打った次の日には肌がしっとりしてきて驚きました。

打ち始めて1ヵ月が経ち、肌の状態はだいぶ改善されてきました。もう手指消毒をして沁みるということは皆無に。肌がしっとりツルツルになるだけで、人生がばら色になったみたい(大袈裟ですが(^^;)

そして脱毛症の方はといいますと、産毛が増えてきたような・・・通常投与してから毛が生えるまで、(6割の人)1年くらいかかるそうですので、生えてくるかどうかはまだまだわかりませんが。。しばらく検証してみて、良い兆候があればお伝えしますね。

このデュピクセントという薬は今のところアトピーの治療薬として保険適用になっておりまして、円形脱毛症には使えません。

この薬よりももっと円形脱毛症に効果があるらしいのが『オルミエント』という経口薬で、もうしばらくすれば円形脱毛症の治療として保険が使えるようになるそうです。

但しこの薬も効果は100%ではなく、薬を止めるとまた抜ける可能性もあるとか。

アトピー性皮膚炎には『オルミエント』より『デュピクセント』の方が効果があるらしく、副作用の面も免疫抑制剤である『オルミエント』は基礎疾患のある方には投与できないなど制約があります。

『デュピクセント』はアトピーの中等症以上の患者さんに投与が可能とのこと。

そしてネックなのが、この薬が高額であるということです。

デュピクセントは保険適用でも1本2万円くらいかかります。2週間に1本ということは、月に4万円。初回は1回に1本打つので、診察代も入れると月7万くらいかかる計算です。

慣れてくると自分で打つこともでき、まとめて6本処方できるということで、高額医療費適用で少し自己負担額は抑えられます。

この薬を採用している病院を事前に確認してから相談に行かれると良いです。

お金がかかることではありますが、アトピーと脱毛症で悩まれている方、アトピーが改善されるだけでもだいぶ楽になると思います。

ウィッグチェンジしてみませんか

台風16号が近づいて、東京は雨風が強くなってきました。台風の進路に当たる場所にお住いの皆様、くれぐれもお気を付けください。

本日10月1日で長く続いた緊急事態宣言及びまん延防止等重点措置が全面解除となりました。 今後のリバウンドを考えると手放しで喜べない状況ですが、先ずは素直に喜びたいです。

いつまでこの状態が続くかわかりませんが、徐々に経済活動が再開されつつあると思います。

今までテレワークだったり外出を控えていて人とあまり会わない日々が続いている今こそ、ヘアスタイルを変えるチャンスともいえます。

ウィッグであることを人に知らせていない場合、なかなか新しいウィッグに変えられないというのがウィッグあるあるです。

同じような髪形にしても髪質や毛量など、どうしても同じようにならないことが多いので、気にされる方は多いです。

最近はそろそろテレワークが終わるのでウィッグを新調したいというお客様も増えてきました。

思い切ってこのタイミングで新しいウィッグやカットスタイルチェンジをしてみるのもよいかもしれません。

ヘアドネーションの髪で作られるウィッグ

最近『ヘアドネーション』という言葉が普及し、ご提供いただいた髪でウィッグを作ることも多くなってきました。

そもそもヨーロッパでは自国で入手した毛髪を生産国に送ってウィッグを作ることが一般的です。

日本では毛髪を売買する文化が無いので、ほぼ原料から(毛髪)から輸入に頼っています。

そうした中、『ヘアドネーション』によって、日本でも毛髪を送って作ることが徐々に増えてきました。

『ヘアドネーション』ではウィッグが必要になったお子様に使って欲しいということで寄付を募っているわけですが、今回は身近にいる大切な人へ自分の髪を提供するといった贈り先が分かっていてお作りするウィッグのご紹介をさせていただきます。

これらのウィッグは娘さんからお母さまへと贈られた髪で作ったウィッグです。

ヘアピース
フルウィッグ
余った毛髪。この髪で作られたことは並べてみると一目瞭然です。

少し前にある方から『メモリアルウィッグって本当にその人の髪で作ってるの?なんでその人の髪だって断言できるの?一人分の髪ではウィッグ1体作れないでしょ?』という質問をいただきました。

ご提供いただく方の髪の量や短い髪の混入が多い少ないでもかなり変わってきますが、長くてしっかりとした毛量があればヘアピースであれば一人分で十分足りることがあります。

下の写真は双子のお嬢さまから提供された髪で、フルウィッグ1体作ってもまだ余ったので、残った髪は戻ってきました。

提供の髪が少なくて、大部分の髪を工場の髪で賄った場合はその人の髪の特徴があまりでませんが、十分な量の髪であれば見た目にもその人の髪を使っていることが分かると思います。

美容室で切った髪を工場に送って、長さを選別し然るべき処理をすることはとても大変な作業です。

沢山の工程を経て一つのウィッグに仕上がるのです。

そして、綺麗な髪で作られたウィッグはやはり綺麗で長持ちします。

綺麗な髪を提供していただいた方、そしてその髪を1本1本丁寧に、大事に製品に仕上げる工場の方々。想いのいっぱい詰まった唯一無二のウィッグになります。

大量生産、大量消費、安さばかりを求める時代に、このような取り組みはかけがえのない大切なものではないでしょうか。