創業19年

先週末の5月17日、創業19年目を迎えました。ついに来年は20年の節目を迎えます。
紆余曲折がありながらも、多くの皆様がBerry&Roseの商品をご愛用いただいているという事で今があります。
温かいお言葉もさることながら、Berry&Roseのウィッグで日常生活を送っていただけることを嬉しく感じます。
改めて創業18年目の1年を振り返ると、何と言ってもHPリニューアルが一番に思い浮かびます。 つい3ヶ月前の2月に万を期してお披露目となりましたHP。創業時からHPは幾度となくリニューアルをしてきましたが、 今回はベースごと変更し、画像や説明に至るまで細部まで見直し修正、長い期間をかけての作業の末一新となりました。
偏に慣れない作業をコツコツと地道に仕上げてくれたスタッフには感謝の言葉しかありません。
HPを初めて見て下さる方にも、長年商品を使用して下さっている方にもBerry&Roseの想いが伝わるよう、 今後も少しずつ手を加えながら様々な情報や商品についてをお届けできたらと考えています。
内外からの支えを糧に、19年目も変わらず皆様に安定した品質のウィッグの作製に注力いたします。

Berry&Roseは、人毛のウィッグを扱うにあたり、中でも髪質=原材料にはこだわりを持ってきました。
ウィッグのメインと言っても過言でないものは「髪」です。脱毛されている方は、髪に対する想いや見た目を気にされる方も多くいらっしゃいます。自然さや自毛と変わらない手触りや肌当たりの良さは、日常生活を送る上での安心材料の1つにもなります。
勿論、良い髪であっても植毛技術や絹スキン等の仕様とのバランスが悪ければ不自然さが目立つことになります。 手作業が大部分のウィッグは、個体差もあり品質管理も難しいところですが、質の良い髪とそれに見合う仕様を意識して改良もしております。
更に、人毛という天然の原材料は年を追うごとに入手困難になりつつ、それ故に価格も高騰し続けています。
原材料である髪の毛は、提供して下さる方の生活環境や食生活に左右され、キューティクルを残したヴァージン毛、レミー毛でも昔の方が品質で言えば勝っている気がします。 技術や様々な進化によって生地や仕様は格段に良くなる反面、髪の質は退化していく流れとなっています。
近年は、人毛と化繊を合わせたミックスウィッグが大半を占める様になりましたが、それもまた原材料や価格の問題もあってのことだと感じます。選択しが広がる中で、
人毛には人毛のミックスにはミックスの良さがありますので、ご自身のニーズに合ったものを選ばれることが大切です。

この先の人毛の行く末も気になる所ですが、Berry&Roseはやはり人毛ウィッグを追求し、 貴重な天然の素材の特性を生かした商品を提供出来るよう今後も邁進いたします。

もうすぐ梅雨入り・・・・