傷んだウィッグのシャンプーの仕方

髪が傷んでくると髪の表面から水分が蒸発し、髪の水分を保つことができなくなってしまいます。
そのため絡みやすくなったり、しばらくするとゴワっともじゃもじゃになったりします。
そのような状態になっているウィッグをシャンプーする時、フエルトの様に塊になってしまい解れなくなることがあります。
そうなってしまうと何時間もかかってとかし、抜けたり切れたりしてもう泣きたくなってしまいます。
そうなる前に新調するのがベストですが、お金もかかることですし、そう簡単に新しいものに変えられない事情もあるかと思います。
そんな方へ、少しでも長く使うためのシャンプーの仕方をご紹介します。
・一番絡みやすい襟足や顔周りの部分を先に洗います。その部分をゴムで結んでおいてもいいと思います。他の毛と混ざらないように先にシャンプーすることが重要です。
その後他の部分を焦らず丁寧に少しずつとって洗ってゆきます。
・シャンプー剤は一旦使用するのを止めてトリートメントだけで洗ってください。
ウィッグは自毛のように頭皮からの油が根元に直接あるわけではないので、シャンプーでごしごし洗う必要はありません。
・マメに洗うことです。傷むからといってあまり洗わないと余計乾燥が進んでゴワ付きの原因になります。
それより洗うたびにトリートメントすることで髪の表面をコーティング効果が期待されます。
・それでもあまりにも痛みがひどい場合は髪を下さず、まとめ髪にすることです。特に冬場はタートルネックやコートの襟、ウールやポリエステルなどの静電気が起こりやすい条件が沢山あります。
この冬の時期を乗り越えれば少し落ち着く場合がございます。
是非、ご参考になさってください

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