定期健診

一年半・・・
後腹膜腫瘍の手術をしてからもうそんなに経ったんだ・・・
今日は定期健診の日で、主治医の先生からはまだそれくらいなんだ、もうずいぶん昔のような気がすると言われました。
結果は良性の腫瘍で、取る前も、取った後もなんら変わりの無い生活をしていますが、最初病名を告げられたときはこの世の終わりかと思うほどの大騒ぎでした。。
今では手術の痕も殆ど分からないくらいになり、そんなことがあったのかと思うほど忘れかけている・・・
久しぶりにあの頃のことをゆっくり思い出してみました。
もらった命という意識、生まれ変わった気持ちで前向きにという強い気持ちも日々の忙しさにいつしか薄れていっているようで、ハッとしてしまう。
今日も病院は沢山の患者さんで溢れていて、採血するのも50人待ちで40分ほどかかってしまい、その上診察にまた小1時間程待たされ。
やっと呼ばれ、主治医の先生とお話し。
CTと血液検査の結果は何の問題も無く次回の検診の予約をして終了。
主治医の先生は手術の執刀医でもあり、お腹の中まで知っていて(当たり前だけど)散々泣き言を言ってしまったことなどを思い出すと懐かしいような恥ずかしいような何とも言えない気持ちになってしまう。
もう少し何か話したいと思ったけれど、まだこれから沢山の患者さんたちが首を長くして順番を待っていると思うと何も聞けなくなってしまいました。
私の症例は珍しいらしくこの大学病院でも4?5年に1人居るかどうかといったところらしいけれど、これが何かの研究のひとつになればいいなと思う。
今、こうして生きていることにかけがえのない幸せを感じます。
あたりまえのように生活ができることに感謝して、また明日も頑張ります

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