6月早々、季節外れの大型台風が日本各地で猛威を振るいました。
東京都心でもレベル4の河川氾濫の警告が各所で発令され、地下鉄構内や道路などで冠水もありました。
台風後は気持ちの良い晴れ間を期待したものの、すっきりしない日々が続いたかと思えば都内は昨日梅雨入りしたようです。
暫くは、高温多湿の蒸し暑い気候となりますが、湿度が高いと熱中症のリスクが高まるのでこまめな水分補給と適度な休息を心掛けていただければと思います。
さて、Berry&Roseでは毎月第2木曜日(11時から15時)に東大病院の売店Kshop前で相談会をしております。※今月は6月11日となります。
そして、今回初めて東大病院がん相談支援センター主催のがん患者サロンに参加することになりました。
Berry&Roseと同様、医療用ウィッグのLEONKA様、東大病院の入院棟B1階にあるアピアランスケアFOR AC様との3社で、 アピアランスケアの関する疑問へのお答えやご相談・ご試着等をその場で出来る相談会のような仕様となっております。日常生活をよりよくするためのアイテムや、薬の副作用で起こる体の変化や術後のケア商品、補正下着や靴なども種類があります。情報を得ることも治療後の日常生活に大いに役立ちます。副作用や術後の傷などでお悩みの方は、是非お立ち寄りいただけると幸いです。
日 時:2026年6⽉17⽇(水)10時〜15時
場 所:入院棟A1階レセプションルーム(Kショップ向かい)
展示品:ウイッグ、カバーメーク・その他ケア用品等
今でこそ外見ケア(アピアランスケア)という言葉を耳にすることが多くなりましたが、始まりは10年以上前にさかのぼります。
抗がん剤治療の方のQOL向上を提言した取り組みとして、治療で出来た傷跡を目立たなくするカバーメイク、 抗がん剤の副作用で起きる爪の変色や変形を改善するケア、脱毛をカバーするウィッグ等の見た目の変化による不安を軽減する効果があります。
それまでは、命が助かれば見た目など関係ないという風潮もあり、見た目を気にする事に対して二の次であるというお医者様もいらっしゃいました。
しかし、病気が改善しても見た目の変化で外出もままならない、気持ちがふさぎ込んでしまう方が多いのも現実です。
がんに罹患する方が増える傾向の中で、仕事をつづけながら治療を受ける方も増え、「見た目の変化」が当事者の精神的・社会的苦痛として認識されるようになりました。 近年この考えが広く浸透し、今では厚生労働省が公開しているアピアランスケアに関する報告書や資料が政策レポートでも確認できるようになりました。
勿論、がんに限らず事故や生まれつきの見た目の変化にもアピアランスケアは有用性があります。
先日も、アピアランスケアについて参議院議員の先生が厚生労働大臣に質疑をしておられました。 国会という場で、アピアランスケアが取り上げられる日が来るとは10年前では考えられませんでした。
アピアランスケアの大切さを地道に伝えてきた方々の取り組みが徐々に浸透し、病気の方々のQOL向上に繋がっている事が 目に見える形で評価されたことはとても有意義な事です。
そして、医療用ウィッグという形でそこに携わることが出来ることは非常に貴重であり身が引き締まる思いです。
病気や事故で失われたものに対して、以前と変わらない見た目や日常生活の快適さを求めることは 決して贅沢な事ではありません。言葉にしても無駄だろう、伝えても理解してもらえないとは思わずに、 まずは「相談」をおすすめします。現在は、多くの病院が相談センターや患者サロン等の取り組みをしています。 居住区の市役所では保健課や健康推進室などもありますので、お問合わせをしてみるのも良いです。
Berry&Roseでもウィッグだけでなく、アピアランスケアに関する情報や自毛のご相談や施術もしておりますのでお問合わせいただけると幸いです。
皆様の安心につながりつつ、居心地の良い場所をこれからも作っていけたらと考えております。提携店や都内以外の相談会もございますので、ぜひそちらもご利用ください。





