ウィッグの助成金についての記事のお詫び

先日このブログで書かせていただいた「ウィッグの助成金」についての内容について一部訂正がございます。

ベリーのお客様がご自身がお住まいの自治体に問い合わせてたところ、助成金はがん患者さんのみが対象との返答だったとのこと。

私も書かせていただいた6つの自治体に問い合わせてみたら、全て「がん患者さん」で抗がん剤や放射線の治療中で脱毛がある場合に限るという回答でした。

国ががん患者さんの社会復帰を支援するという計画に沿って、各自治体がそれぞれの取り組みとして予算を付けているそうです。

よく調べず、がん患者さん以外の病気で脱毛され、ウィッグが必要な方に対しても適用されるようなことを書いてしまい、本当に申し訳ございませんでした。

病気で脱毛してしまったときに、以前と変わらぬ日常を送るために、ウィッグは必要なものであり重要なことです。病名によって線引きされるのはあまりにも残念に思います。

助成金そのものというより、他の病気で脱毛される患者さんにとっては、社会的にその病気が認知されていないということに複雑な思いをされるかたも少なくないのではないでしょうか。

一部の病気の方が対象であっても、助成金が出ることはとてもありがたいことで、救われる患者さんがいっぱいいらっしゃると思います。一方で自治体の予算の関係で仕方ない部分もあるのでしょうが、違う病気の患者さんに対しても支援の輪が少しずつでも拡充されることを切に願わずにはいられません。