群馬県の提携美容師さん

今日、群馬県にサロンを持ちベリー&ローズの商品の取り扱いをしてくださる仲間が増えました。
彼女は福祉美容師さん。
福祉美容師とは介護・介助を必要としているお客様に対して適切に安全に理美容を施せる知識と技術をもった美容師さん。
彼女は自身のサロンを切り盛りする一方、介護施設や在宅へ訪問して施術をされています。
美容師さんってカリスマ美容師とか、トップスタイリストなど華やかな世界に憧れる一方で、このような地道な道を選ばれた彼女。
彼女はこうおっしゃいました。
自分にはそのような一見華やかで飾られたトップの道ではなく本当に困って必要とされている人に自分にできることを精一杯届けたいと。
そんな彼女の心からの優しさと素直な真っ直ぐで純粋な思いを感じさせられました。
今回東北の震災でも何か自分にできないことはないかとあちこち探し、ボランティア活動をされたとのこと。
そのボランティアでもいろいろなことを学び、そして矛盾点もあることに気付いたそうです。
例えば、落ち着きを取り戻し、営業を再開された地元の理美容室にとって、県外からやってくるボランティアによって民業圧迫になってしまったり、支援の本当に欲しい人に行き渡らなかったり、報道の人を引き連れての自己PRが目的の支援であったり、支援を受ける側の思いと支援をする側の思惑のズレなどがあるようです。
私は時々、特に企業が関わった場合、ボランティアとか支援の有り方によっては逆に純粋なものからかけ離れているのではないのかと思うことがあります。
支援と称して自己PRとか宣伝とかに使われてしまうことも多々あることは事実だと思います。
でもそれによって助けられる人がいるのならそれはそれで社会貢献の一つになるのも事実です。
個人レベルで支援するのであれば自己満足とか上から目線とかそういうのが私は好きではありません。
私はあまのじゃくというかひねくれているというか、もしかしたら考えすぎでしたらゴメンナサイ。。
自分の都合の良いときだけ思いつきではじめることって、結果的には途中で投げ出されてなーんだってことになることも多いような気がします。
物事の本質を分かっているような見抜く人は見抜くんですよね。。
派手じゃなくても、目立たなくても、ただひたすら地道に活動を続けていく。
無理をしたらどんなことでも立ち行かなくなります。
継続すること、そして小さくても少しずつ広がっていく心と心の繋がりを大切にしたいと思います。
大型の台風がゆっくり近づいているようです。
明日も気を付けてお出かけくださいね。

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